皆様こんにちは。担当Yです。
少し前に、フルマラソンを走りました。例の感染症で一時止まりましたが、昨年から再チャレンジしています。
場所は米国シカゴ。日本からは東京からの直行便で約半日。機窓から見える岸部は海ではなく、五大湖の一つ、ミシガン湖です。シカゴは岸辺に超高層ビル群が立ち並び、ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐ全米第三の都市でありながら、都会と自然が融合した美しい景観が特徴です。
食べ物でいえば、ずばりシカゴピザ。本来はキッシュのような形の生地の中にたーっぷりチーズとトマトソースが入ったスタイルです。今回はウーバーイーツで取り寄せました。ごく普通な形の生地の中に、やっぱりチーズとトマトソース。うん、日本人にはこれくらいの量がちょうどいいです。
あと、マクドナルドの1号店もシカゴにあるそうですよ。
写真は1号店ではないですが、市内の旗艦店です。なんか夜景に映えておしゃれで。アッ〇ルストアみたいですね。中も広々でした。日本のマクドよりかは物価高でしたが・・。
話を戻しましょう。シカゴマラソンは東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、ニューヨークとともに、「世界6大マラソン」の1つに数えられます。医薬用品メーカーのアボットがメインスポンサーです。
シカゴはトップアスリートも参加する半面、Yのような一般人も世界中から約5万人が集まり、それぞれのペースで42.195kmを走ります。スタート/ゴールはミシガン湖畔にあるグラントパークです。すぐ横は市街地で、我々はここにある「Congress Plaza Hotel」に陣取ります。
大分年代物のホテルですが、近いことは何より勝る価値です。
レースの朝がやってきました。夜明けの湖岸に、朝5時代から参加者が集まり始めます。スタート直前には参加者ゲートが閉まるので、我々は混雑具合を窓から眺めながら、ホテルの部屋で炭水化物の朝ご飯(脚注)をいただきます。程よいところでいざ出陣。午前8時台、いよいよスタートです。(脚注:携帯おにぎりやみそ汁等。フルマラソンのような長時間運動ではエネルギー消費が激しく、自験で実に3000Kcalを超えます。従ってとにかくカロリーを確保しないと失速するのです。レース中もひたすらヨウカン他食べています)
シカゴマラソンはアップダウンの少ない平坦なコースで走りやすく、しかし景観はめまぐるしく変わります。
自然の多い公園地区も、金融街連なるミッドタウンも、やけに背の高いト〇ンプビルも、
銅鑼の流れるチャイナタウンも走り抜け。各国現地人グループからの声援にも勇気づけられます。服に日本国旗をアップリケしておくと、時々沿道から「Go Japan!」と応援いただけますよ。走行中の写真がないのは、単純に撮っている余裕がないからです。自分が走っている姿は大会公認のプロカメラマンが撮ってくれるので、別途購入できるんですけどね。ご容赦を。そして後から追い抜かれ追い抜かれ、とうとう6時間少しかかって、何とかフィニッシュ。お疲れさまでした。いいんです。完走したんですから!ちなみに制限は6時間30分です。
レースの日の晩は謎のアジア系資本なスーパー銭湯、「King SPA」でリラックス。
アメリカには通常大きなお風呂は存在しないのですが、ここは例外で、こじんまりながら銭湯的浴槽があります。極楽極楽です。
レース翌日朝、空港に向かうまで空いた時間を使って散歩します。向かう先は正式名「クラウドゲート」、通称「ザ・ビーン」です。
写真の通り、銀の豆、というか。周囲の景色が映って、不思議なオブジェです。我々と同じく、帰国前のマラソン参加者が写真を撮っています。帰りの機内では、ぐっすりおやすみなさい☆彡、です。
冷静に考えればなぜ好んでそんなしんどいことをするんだろう、と自問することもあります。多分、何かをやり遂げたという達成感なのか。それともフルマラソンの雰囲気はなかなか独特のもので、それが好きなのか。わかりません。ただ、一緒に走ってくれる友人と自分の体力が続く限りは、お約束のようにこれからも参加するのだろうとは思います。定点で海外に触れ続けるのも変化が見えて、刺激になります。
長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。また当Blogを覗いていただければ幸いです。では、さようなら。
医局